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許しがたい暴挙ー茨木AHT事件で検察が控訴

  • 56 分前
  • 読了時間: 2分

 呆れたことに、大阪地検は、3月13日の茨木AHT事件に対する無罪判決に対し、控訴を申し立てました。この事件は、外力の痕跡がないにもかかわらず、三徴候のみで「強い外力」であり、男性の暴行であると決めつけた起訴であり、まるで過去のSBS仮説に復帰したかのような不当な起訴でした。SBS/AHT事件では、今月に入り、福岡地裁今西事件最高裁決定宇都宮地裁と無罪判決が相次いでいました。特に、今西事件、宇都宮地裁の事件は、いずれも外力の痕跡がないことで、茨木AHT事件と共通しています。他に、山内事件篠原事件(SBSではないものの突然死事件)赤阪事件なども内因による頭蓋内出血が想定され、また2025年1月16日の横浜地裁無罪判決も、内因による突然死と考えられる事件でした。このように、三徴候などの医学的所見のみで外力や虐待などと決めつける判断そのものの見直しが迫られているにもかかわらず、検察側は、旧態依然のSBS/AHT仮説に依存し、控訴に至ったのです。今西事件の上告でも見られましたが、検察の面子にこだわった異常な対応です。弁護団の発表した抗議声明と、男性の怒りのコメントは下記のとおりです。


弁護団の抗議声明


茨木AHT事件の検察官控訴について


 本日、検察官は茨木AHT事件の無罪判決に対し、控訴を申し立てた。

 茨木AHT事件では、外力の痕跡も認められず、内因によることが明らかな事例であり、明らかに無実の事件である。これまでSBS/AHT事件で無罪事件が相次いでいること、特に今西事件と同じ構造であって、今西事件は最高裁で無罪が確定していること、今月だけでも福岡地裁や宇都宮地裁でも、無罪が出て確定していることをも無視したものというほかない。相も変わらず、SBS/AHT仮説に固執する一方、冤罪被害者である男性の立場も全く無視し、公益の代表者としての検察官の立場も忘れた控訴である。検察の面子にのみこだわる許しがたい暴挙と言うほかない。

 弁護団は、男性の無実を明らかにすべく、控訴審でも全力で闘っていく所存である。


                      2026年3月27日

                        茨木AHT事件弁護団

 弁護士  秋 田 真 志

 弁護士  城 使 洸 司

 弁護士  拝 地 旦 展


男性のコメント

 信じられない思いで言葉が浮かびません。真実が何かより、検察が作ったストーリーにこだわっているとしか思えません。これまでも述べてきたとおり、私は絶対に暴行などしていません。無実の人間を、何とか有罪に持っていこうとしているようにしか思えないのです。あまりに酷いと思います。大阪地検には怒りしかありません。



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