参考文献
1 SBS/AHT全般にわたるもの
日弁連編「誤判の悲劇を繰り返さないために-スウェーデンの刑事司法制度とSBS(揺さぶられっ子症候群)をめぐる議論状況」(2017年)
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/sbs_gironjokyo.pdf
SBS検証プロジェクト編「SBS/AHT についてのかみ合った議論のために―AHT 共同声明を中⼼に―」(2020年)
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日弁連編「揺さぶられっ子症候群(SBS)をめぐるセミナー・シンポジウムの記録」(2022年)
https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/activity/criminal/reforming/sbs_kiroku.pdf
日弁連刑事弁護センター「SBS/AHTが疑われた事案における 相次ぐ無罪判決を踏まえた報告書」(2023年)
https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/activity/criminal/reforming/sbs_aht_houkokusho.pdf
○特集記事
季刊刑事弁護94号「特集 乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)事件を争う弁護活動」(2018年)
医療判例解説86号「特集―乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)」(2020年)
季刊刑事弁護103号「特集 乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)事件の現在地」(2020年)
刑事法ジャーナル70号「特集 揺さぶられっ子症候群をめぐる裁判例の動向」(2021年)
○研究者の論稿
笹倉香奈「SBS/AHTと刑事裁判:乳幼児揺さぶられ症候群と虐待による頭部外傷をめぐる議論の現状」犯罪と刑罰 31号157頁(2022年)
笹倉香奈「連載・冤罪を考える(8-10)児童虐待と冤罪」①~③時の法令 2135, 2139, 2141号(2021~2022年)
笹倉香奈「特集 乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)をめぐる議論の現在地」(季刊刑事弁護103号53頁2020年)
笹倉香奈「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)事件と冤罪-大阪高裁2019年(令和元年)10月25日判決を素材に」甲南法学60巻217頁(2020年)
笹倉香奈「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)とその歴史」医療判例解説86号2頁
笹倉香奈「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)事件の現在地」季刊刑事弁護103号(2020年)54頁
成瀬剛「虐待による頭部外傷(AHT)事件の現状と課題-正確な事実認定を目指して」研修876号3頁(2021年)
甲斐克則「乳幼児揺さぶり死亡・傷害事件の動向分析と課題」法学セミナー793号37頁(2021年)
甲斐克則「乳幼児揺さぶられ症候群死亡・傷害事件の動向分析と検討:司法科学における研究文化の醸成に向けて」『山口厚先生古稀祝賀論文集』(2024年)
○裁判官の論稿
河原俊也(東京高裁判事)「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS) に関する近時の裁判例の紹介」警察學論集73巻11号17頁(2020年)
中谷雄二郎「虐待による乳児頭部外傷(AHT)をめぐる裁判例の分析」刑事法ジャーナル70号33頁(2021年)
○検察官の論稿
田中嘉寿子「虐待による頭部外傷(AHT)事件の基礎知識(上)」警察學論集73巻8号106頁
田中嘉寿子「虐待による頭部外傷(AHT)事件の基礎知識(下)」同9号121頁(2020年)
酒井邦彦「子ども虐待防止を巡る司法の試練と挑戦(1)」研修860号17頁(2020年)
白井美果「AHT事案における適切な立証を確保するための方策等-検察の立場から」刑事法ジャーナル70号62頁(2021年)
○弁護士の論稿
秋田真志「SBS事案の公判段階の弁護活動ではどのような点を注意すべきか」季刊刑事弁護94号32頁(2018年)
秋田真志「SBS神話とえん罪~揺さぶられる真実~-揺さぶられっ子症候群をめぐる医学的・法的諸問題-」刑法雑誌59巻1号63頁(日本刑法学会2020年)
秋田真志「論争のある医学分野での医学文献の証拠能力等の取扱い-SBS仮説をめぐる法廷の経験から」刑事法学と刑事弁護の協働と展望-大出良知・高田昭正・白取祐司・川崎英明先生古稀祝賀論文集627頁(現代人文社、2020年)
秋田真志「相次ぐ無罪判決が問うもの-弁護人の立場から」刑事法ジャーナル70号70頁(2021年)
秋田真志「SBS/AHT仮説をめぐる日本と海外の議論状況」判例時報2532号89頁(2022年)
久保有希子「児童に対する暴力をめぐる刑事弁護」刑事法ジャーナル74号100頁(2022年)
2 個別事件のレポート
我妻路人ほか「[資料]弁護団から見たSBS冤罪・山内事件―大阪高判2019年(令和元年)10月25日の分析」甲南法学60巻243頁(2020年)
我妻路人「傷害結果が内因性のものである可能性を認めて逆転無罪とした事例」(季刊刑事弁護103号44頁。2020年)
秋田真志「低位落下による可能性を認めて逆転無罪とした事例」(季刊刑事弁護103号47頁。2020年)
秋田真志「被告人による揺さぶりではなく、長男が幼児を床に落として急性硬膜下血腫が生じた可能性を排斥できないと、原審を破棄し被告人は無罪とした事例」医療判例解説086号21頁(医事法令社、2020年)
秋田真志「乳児揺さぶられ症候群(SBS)-仮説と冤罪事件-2つの逆転無罪判決から学ぶべきこと」冤罪白書2020・92頁(燦燈出版2020年)
秋田真志「最高裁で無罪確定!SBS高裁逆転無罪判決に対する検察官上告が棄却」同108号175頁(2021年)
秋田真志「SBS/AHT事案で相次ぐ無罪判決事例報告①」(季刊刑事弁護111号110頁。2022年)
村井宏彰「SBS/AHT事案で相次ぐ無罪判決事例報告②」(季刊刑事弁護111号114頁。2022年)
川上博之「なぜ原審は誤って有罪判決を下し、控訴審は逆転無罪としたのか。刑事裁判におけるSBS仮説の取扱いについて本件を通じて考察する」(医療判例解説86号70頁、2020年)
川上博之「多層・多発性眼底出血を根拠とする揺さぶり行為を否定し無罪となった事例」(季刊刑事弁護108号170頁、2021年)
神谷慎一「公判前整理手続終了後の検察官による証拠調べ請求却下」(季刊刑事弁護112号123頁、2022年)
3 一般書籍
西本博・藤原一枝「赤ちゃんが頭を打った、どうしよう!?」(岩崎書店、2018年)
柳原三佳「私は虐待していない-検証 揺さぶられっ子症候群」(講談社、2019年)
藤原一枝「さらわれた赤ちゃん 児童虐待冤罪被害者たちが再び我が子を抱けるまで」(幻冬舎、2019年)
秋田真志・古川原明子・笹倉香奈編著「赤ちゃんの虐待えん罪」(現代人文社、2023年)
4 映像コンテンツ
関西テレビ/ザ・ドキュメント検証 揺さぶられっ子症候群 シリーズ
「ふたつの正義」(2018年)[日本民間放送連盟賞 テレビ報道番組・優秀賞 FNSドキュメンタリー大賞 審査員特別賞]
「裁かれる正義」(2019年)[地方の時代映像祭 選奨・坂田記念ジャーナリズム賞 第1部門・日本医学ジャーナリスト協会賞 優秀賞]
「引き裂かれる家族」(2023年)[ギャラクシー賞 選奨 貧困ジャーナリズム賞 第15回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル コンペティション部門・大賞 日本民間放送連盟賞 テレビ報道番組・優秀賞 ベネチアテレビ賞ドキュメンタリー部門 入賞 ニューヨークフェスティバル TV&フィルムアワード ドキュメンタリー<社会正義部門>入賞]
映画「揺さぶられる正義」(2025年) 監督:上田大輔
